2019.11.16 (SAT) − 24 (SUN) 11AM−7PM ※最終日は5PM迄
一般 ¥1,000 / 学生 ¥500
kudan house(東京・九段下)
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2019.11.16 (SAT) − 24 (SUN) 11AM−7PM Open until 5PM on the last day
Adults ¥1,000 / Student ¥500
kudan house
4次元ユークリッド空間における3次元球面を2つの座標系で可視化したもの。球という幾何学形態は、あまりに対称、一様であって取り付く島がないが、4次元空間における球面となると、余計に想像が難しい。任意の点から等距離にある点の集合、という簡単な説明に対して、それを可視化したときに顕れる視覚的な複雑さのギャップは、純粋に驚きであるだけでなく、「美」の生まれるところを示唆するように思われる。超球面座標系は、3次元球面を通常の球のアナロジーとして捉えたものであるが、ホップ座標系では、より対称的な式で表され、人間的でない雰囲気が感じられるが、この座標系もまた、Heinz Hopf という人間によって見出されたものだ。
平川紀道
アーティスト
http://counteraktiv.com/
1982年生まれ。もっとも原始的なテクノロジーとして計算に注目し、コンピュータプログラミングによる数理的処理そのものや、その結果を用いたインスタレーションを中心に、2005年から作品を発表。2016年に、カブリ数物連携宇宙研究機構、2017年に、チリの標高5000メートルに位置するアルマ望遠鏡での滞在制作を経て、2019年より札幌を拠点。