お店に売られている既製品に、3Dプリンターで制作したオリジナル部品を組み合わせることで、全く違う用途や自分らしい使い方を追求するデジタルファブリケーション時代の新しいD.I.Y.の提案。プラスチック製品との勘合部品や、既製品特有の規格サイズを利用した部品を3Dプリンターで制作することで、3Dプリンター時代の新たなサンプリングが生まれる可能性が広がる。店頭に並ぶ製品は完成品ではなく半完成品、つまり、創造の素材として捉え直すことができる。この視点の変化こそ、この作品を通して創り出したいもの。
（Photo: Masayuki Hayashi ）
Design firm
DESIGN THINK+DO TANKを掲げ「デザインと社会の新しい繋がり方をプロトタイプする事」「既存のデザイン領域を超えプロジェクト全体をデザインする事」を目指して様々なプロジェクトを展開しているデザインファーム。デザインオフィスnendo出身の、吉泉聡、宮崎毅、本多敦、伊藤義隆により2013年設立。
