セブンクールアーキテクツ

1958年にアルネ・ヤコブセンによってデザインされたフリッツ・ハンセンの セブンチェアは、ヤコブセンが手がけた他の作品とは異なり、特定のプロジェクトのためにデザインされたものではない。これが、様々な空間にセブンチェアが 受け入れられる理由のひとつと言える。 セブンチェア60周年を記念して企画された「7 COOL ARCHITECTS」プロジェクトでは、世界で活躍する7組の建築事務所(Bjarke Ingels Group、Carlos Ott & Carlos Ponce de León、Jean Nouvel Design、五十嵐淳建築設計事務所、Neri&Hu、Snøhetta、Zaha Hadid Design)が賛同し、建築的でありながら、独創性のあるセブンチェアが誕生した。 建築家によるデザインにフォーカスをあてたこの展示は、欧州各国を巡回を経て、この秋、東京へと旅してくる。今年のミラノサローネでも話題となった建築家・篠崎弘之氏がインスタレーションを担当。欧州各国でのエキシビションとは一味違った空間となる。

Fritz Hansen

フリッツ・ハンセン

Manufacture

社名の由来となった創業者、フリッツ・ハンセン氏が1872年にデンマーク・コペンハーゲンで家具の部材会社として創業。アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムといった巨匠と評されるデザイナーたちとの製品を世に送り出すとともに、現在も世界中の才能あるデザイナー、例えばハイメ・アジョンやキャスパー・サルト、セシリエ・マンツらと最新のラインアップを充実させる努力を続けている。ニューヨークのMoMA、金沢の21世紀美術館、東京六本木の国立新美術館など各地の美術館や公共施設でもフリッツ・ハンセンの製品が使われている。

http://www.fritzhansen.com/jp/fritz-hansen/For-Professionals/7-cool-architects
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